ビーナスラインドライブ⑷ コロポックル小屋

 霧ヶ峰へ向かう途中に沢山車がとまっている施設?があったので帰り道に寄ってみました。霧ヶ峰湿原植物群落という所で、登山姿、アイゼン付けてストックを上手に突きながら歩いている登山者を何人も見かけました。夏は高山植物が咲き誇り素晴らしい景色になるらしいです。そんなに急勾配もないようなので、雪道は自信がありませんが夏に歩いてみたいと思いました。

登山道の途中に「コロポックル小屋」と書かれた山小屋がありました。営業中の印に導かれるように中に入ってみました。山小屋の素敵はカフェでした。山小屋の創業は1956年、まだビーナスラインは開通してなくてガスも水道も通っていない時代、登山者の命を守る場所だったに違いありません。今も山小屋として活躍しています。

カフェは本物の山小屋でストーブの火が暖かく落ち着きました。丁寧に入れたドリップコーヒーはコクがあって美味しかったです。ケーキが全て売り切れていてトーストを焼いてもらいました。厚切り食パンがこんがり焼かれバターと苺ジャムがたっぷり、二人で半分こしてちょうどよかったです。


雅子様が訪れた事もあるそうで写真が飾ってありました。小屋の中にはオリジナルの小物などが販売されていました。

暖かくなるとテラス席も使えるそうです。湿原のトレッキングコースをしっかり歩きお昼ご飯にコロポックル小屋のボルシチを食べて…必ず訪れようと夫婦で話しました。今日のドライブで一番楽しい思い出になりました。




車山高原の天文台が近くに見えました。スキー場のすぐ裏側に位置しているようです。
 
お昼過ぎから夕方まで車の屋外気温はずっと氷点下でした。日差しががあり風が弱く穏やかだったおかげで寒さを感じることはありませんでした。